終身タイプの医療保険は本当に見直しが難しいのか?

「終身タイプの医療保険は見直しがしづらい」

こう言う意見を色々な保険サイトで見ます。
そのサイトでは、「定期タイプのほうが期間が決まっているので見直しがしやすい」とも言っています。

この考え方、もし間違っていたらどうしますか?
実はこの「終身タイプの医療保険の見直し」について新しい考え方があるんです。

本当に終身タイプの医療保険は見直しがしづらいのか?

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当たり前のように言われているこの「見直しのしづらさ」ですが、本当にそうなんでしょうか。

まずは3つのポイントから定期タイプと終身タイプの仕組みについて確認してみましょう。

定期タイプと終身タイプの仕組み

1. 保険期間の違い

定期タイプと終身タイプの違いは、ズバリ保障期間の違いです。

定期タイプは10年や15年、また60歳までなど保障期間の終了があるものです。

終身タイプはその名の通り「一生涯」の保障期間があるものを言います。

一度の契約で一生涯の保障を得られるので、面倒な契約ごとは一度でいいと言う人にはいいかもしれません。

2. 保険料の違い

保険料は、定期タイプのほうが終身タイプよりも安くなります。

また、定期タイプは更新ごとに保険料が上がっていくのに対して、終身タイプは契約時に決められた金額の保険料がずっと続くと言う特徴があります。

なので、最初は終身タイプのほうが保険料が高くても、更新していくごとに保険料が高くなる定期タイプのほうが最終的に払い込む保険料総額が高くなってしまうこともあります。

3. 解約返戻金

これは定期タイプ、終身タイプどちらにも共通するのですが、医療保険には「掛け捨て」のタイプと「解約返戻金がある」タイプとがあります。

解約返戻金とは、簡単に言うと保険を解約したら戻ってくるお金のことを言い、この解約返戻金があるタイプは掛け捨てのタイプに比べて保険料が高くなる傾向にあります。

また、解約返戻金と同様に「祝い金」や「ボーナス」があるタイプも掛け捨てのタイプに比べると保険料が高くなる傾向にあります。

終身タイプは見直しがしづらいと言われる理由

簡単に言うと、「定期タイプは期間が区切れているので、その時期に見直しができる」からなんです。

10年なら10年、その保障期間が終了したときに当時と状況も変わっているだろうから改めて保険を組み直すことができると言うことなんです。

だから、実は終身保険の見直しがしづらいと言うよりは、定期タイプのほうが見直しがしやすいと言っているだけなんです。

では、本当に終身タイプは見直しがしづらいのでしょうか?

本当は終身タイプも見直しができる

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実は定期タイプだけじゃなく終身タイプの医療保険も見直しができるんです。

もっと言えば、積極的に見直しはしたほうがいいでしょう。

では、その理由を説明したいと思います。

医療保険は常に進化している

保険は最短で数ヶ月、通常3~4年ほどのサイクルでリニューアルされたり新商品が出ています。

特に医療保険のサイクルは速いんです。

医療保険のサイクルの速さは日本の医療技術の進歩に遅れないためとも言われています。

最近よく耳にする胃がんなどの治療に用いられる「腹腔鏡手術」ですが、日本では1990年に帝京大学医学部附属溝口病院の山川達郎氏によって初めて「腹腔鏡下胆嚢摘出術」が施行されました。

この手術を行うことで、患者の体を必要以上に切開することがなく体の負担が少ないことから、それまでの手術と比べても短期間で退院することができるようになりました。

当時の医療保険の入院給付金の支払い条件は「入院して7日目から」と言うのが主流でした。

しかし、腹腔鏡手術が世に広まると入院しても早くて3日ほどで退院することも可能になり、そうなると「7日以上の入院」では対応できなくなってしまいました。

結果、現在では「1日目の入院から」と言う医療保険が当たり前のようになっています。

また、三大疾病と診断されたら保険料が免除になる特約や先進医療特約など、魅力的な部分がどんどん増えていっているのが現状です。

このように、今では当たり前のことでも10年、20年、早くて5年前の医療保険ではもう対応できない部分が出てきていると言うことを知っておく必要があります。

医療技術の進歩に医療保険が追いついていないと、せっかく加入した保険が無駄になります。

いざ請求しようとしても「あなたの保険は古いからこの治療には対応しません」なんて悔しいですよね。

「今まで支払った保険料がもったいない」はナンセンス!

よく保険の見直しをためらう人は「でも今解約してしまうと、それまで支払った保険料がもいったいない」と言う人がいます。

しかし、これはナンセンスなんです。

なぜなら、上の項目でもお伝えしましたが、いざ保険の請求をしようとしたときに「使えない保険」であったらそもそも加入している意味がなくなってしまうんです。

自動車も定期的なメンテナンスが必要ですよね?古くなったら買い替えますよね?

医療保険も一緒なんです。古くなって使えないようなら買い替えないと、思ってもみないような事故に繋がってしまいます。

まとめ:医療保険を選ぶなら、掛け捨て、終身、終身払込、払込免除を選ぼう!

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これから医療保険に加入しようと検討している人は是非このことを覚えておいてください。

医療保険は、掛け捨てタイプ・終身タイプ・終身払込・払込免除ありを選びましょう。

メリット

医療保険は3~4年ごとにメンテナンスをして見直すことをお勧めします。 理由は上でお伝えした通り、医療の進歩に遅れないようにするためです。

そして、選ぶものは掛け捨て・終身・終身払込・払込免除があるタイプです。

なぜこのタイプを選ぶかと言うと、以下の5つの理由があります。

  • 掛け捨てで終身払込なら保険料が安い
  • 数年後の見直し前提なら、60歳払いなどの短期払いだと保険料が高い
  • 掛け捨てなので見直しをしても「もったいない感」がない
  • もし保険期間中に入院などをして見直しができなくても、終身タイプなら保障は一生確保することができる
  • 払込免除特約が付いていれば、特定疾病と診断された場合に以降の保険料が免除されて一生の保障は確保できる

元気でいれば数年ごとに見直しができて、最新の保障を確保することができます。

もし体を壊しても保障は一生涯なので見直しができなくても最低限の安心は確保できます。

そして、重い病気にかかったとしても保険料の払込が免除される可能性もあります。

掛け捨て・終身・終身払込・払込免除のタイプを選ぶことで、どちらに転がっても対応できるような保障を組むことができます。

デメリット

このタイプの保険を選ぶことのデメリットですが、ほとんどないと言っても過言ではありません。

ただ、人によっては「終身払込は老後も大変そう」と思うかもしれません。 そういう人は短期払いを選んで、数年ごとに見直しをすればいいでしょう。

ここで言う「見直し」とは、同一の保険会社内での見直しではなく、様々な保険会社の中からその時期に最新で保障内容の良いものを選んで見直しをすると言うことです。

ここを間違えてしまうと見直しも失敗してしまう可能性がありますので注意しましょう。

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