みんなの疑問。がん保険ってそもそも必要なの?

がん保険はテレビCMや雑誌、インターネットでもその広告を見ない日はないくらい保険会社が力を入れて販売している保険商品です。日本人の2人に1人が罹患し、3人に1人が亡くなると言われているがんですが、これを保障してくれるのががん保険です。

しかし不安だからと言ってなんでも保険でカバーしようと思うとお金はいくらあっても足りません。そこで、ここでは「がん保険は本当に必要なのか?」について解説していきます。

日本人とがんの関係

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厚生労働省の調べによると、がんは昭和56年から日本人の死因第1位となっていて、年間で約30万人の人ががんで亡くなっています。この数字は年間の死亡者数が約110万人ですので、約30%(3人に1人)ががんで亡くなっていると言うことが言えます。

がんになりやすい部位、年齢、地域

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また、近年では生活習慣、特に食生活の欧米化の影響もあって、それまで多かった胃がんや子宮がんが減少し、大腸がんや肺がんが増えてきています。

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そして、年齢別のがん発症率も見てみましょう。

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※国立研究開発法人国立がん研究センターがん対策情報センター「最新がん統計」より引用(http://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/summary.html)

男性女性ともに、40代を過ぎたあたりから発症率が上がってきていることがわかります。これらのデータを見ると、がんの心配は男女ともに40代以降、部位別に見ると男女ともに心配なのは「胃がん」「肺がん」、女性は特に「乳がん」に気をつけることが必要です。

また、がんの発症リスクは都道府県ごとにも違ってきます。そして発症する部位も地方によって異なります。

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※国立研究開発法人国立がん研究センターがん対策情報センター「都道府県別75歳未満年齢調整死亡率」より引用(http://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/age-adjusted.html)

東北地方の日本海側では「胃がん」、西日本では「肝臓がん」の死亡率が高く、「肺がん」は近畿地方の男性、「白血病」は九州・沖縄地方、「乳がん」は大都市圏および東日本で死亡率が高いと言われています。

がん保険は必要か?

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ここまで、がんに関する様々なデータを見てきました。ではここまで見て、がん保険は必要なのでしょうか?そこを語るためにはもう少し深く見てみる必要があります。

がんの治療費について

がんの治療費は高額なイメージがあると思いますが、がんの種類によっては治療費が数百万円にまでなるものも実際にあります。

ですが、その治療内容によっては健康保険が適用になる治療方法もあります。健康保険が適用されると治療費が高額になっても高額療養費制度でカバーができます。また会社員であれば傷病手当金を利用できる可能性もあります。

困るのは健康保険が使えないとき

健康保険が使える治療だったとしても、その期間が長ければ長いほど治療費はかさんで生活に影響が出てきます。さらに健康保険が使えない治療をすることになれば治療費はあっという間に数十万円、数百万円となり生活はさらに苦しく追い込まれることになります。

がんの場合、それが先進医療であったり、健康保険の使えない抗がん剤の治療だったりします。

がん保険の一時金が生活費の補てんになる

がん保険の存在意義は「一時金にあり」と言っても過言ではないでしょう。初めてがんと診断されたときに受け取れるがん診断給付金は、一時金で100万円を受け取ることができ(保険会社やプランによって金額は異なります)、入院給付金や手術給付金と合わせると高額な一時金を比較的早い段階で受け取ることができます。

しかも最近のがん保険は、がん診断給付金が1回だけではなく2年に1度複数回受け取れるプランなどもあるので、再発や転移などにも対応できる可能性があります。このがん診断給付金は治療費はもちろんのこと、生活費の補てんとして使われることが多いと言うことを知っておきましょう。

がんの治療が日々進歩しているとは言え、治療が始まるとそれまでの生活は一変します。治療のために仕事をセーブしたり休んだりしたら当然収入は減ります。

収入が減っても毎月出ていくお金は減ることはなく、医療費が増えるだけ生活は苦しくなるでしょう。そうしたときに、がん保険から100万円受け取ることができれば数ヶ月は生活の目途がつきます

生活費に影響が出るようになると治療方針も変えざるをえなくなる必要が出てくるかもしれません。少しでも治療に専念できるように、特に経済的な一家の大黒柱である人なら、自分だけでなく家族が生活できるだけのお金を確保しておかなければ治療に専念することができなくなります。

また、医療費控除が使えない「医療用ウィッグ」の購入代金としても、がん保険の給付金や保険金を使うことができれば女性にとっても価値のある保険となるのではないでしょうか。

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【女性なら気になります】医療用ウィッグの特長や費用とその選び方| がん保険ゼミ
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女性ががんの治療を行う場合に心配になるのが「抗がん剤治療にともなう抜け毛」です。これをカバーするための医療用ウィッグについて、その特長と費用、選び方を解説していきます。

自分に合うがん保険を選ぶことが大事

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がん保険とひとくちに言っても様々な種類があります。一生涯の保障があるものや5年10年と期間が決まっているもの。抗がん剤治療に特化している保険会社があれば、治療費全てを保障してくれる会社もあります。

様々な保険会社のがん保険を比べて、そして自分の予算に合ったがん保険を選ぶことが必要です。もし「比較は難しい」「そもそも自分で選ぶことができない」「何から探せばいいの?」と言う人は保険代理店などで経験豊かなファイナンシャルプランナーに相談するのが一番早いかもしれません。

色々な人の意見を聞きたいのであれば、複数の保険代理店を利用してプランや説明を比較してみるのもいいでしょう。保険に加入すると言うことは毎月の出費も増えると言うことです。そこをしっかりと考えてがん保険の必要性を考えてください。

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独立系のFPとして、保険をはじめ資産運用や相続対策などのコンサルティングをしています。
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