30代独身女性の医療保険の選び方で大切な4つのこと。

10代、20代では「医療保険なんて必要ない!」「若いから大丈夫!」と言っていた人でも、社会人になって年齢を重ね、自分の体の変化にも敏感になり、「そろそろ医療保険を考えたほうがいいのかな?」と思う女性も増えてきます。

また、男女ともに進んでいる晩婚化・未婚化の影響で、初産年齢が上がっていることから、妊娠・出産にともなうトラブルも増えています。

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<公益財団法人生命保険文化センター「「生涯未婚率」というのは何のこと?」から画像引用>

これらのことからも、30代の独身女性が「今考えておくべき」医療保険の選び方について、大切なポイントを4つご紹介します。

30代から増え始める「乳がん」への備え

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東京女子医科大学東医療センターによると、乳がんを発症する年代は40代をピークに、30代から増え始めるそうです。

20代は乳がん患者全体の1.2%ですが、30代になると15.3%に増え、40代になると31%とピークを迎えます。また、未婚・未出産の女性は、既婚・出産経験がある女性に比べると、乳がんにかかる危険性が高いと言うこともわかっています。

実際に乳がんにかかってしまった場合、年齢や病状、がんの場所などによって治療法は変わってきます。また治療法が変われば、かかる治療費の金額も変わってきます。

がんに立ち向かうためには、絶対にお金は必要です。高額療養費傷病手当金などを考慮しても足りない部分は、預貯金などの自助努力に頼るか保険に頼るしかありません。

ですから、これから医療保険を検討するのであれば、がん診断給付金特約などが付加できる医療保険を検討材料に入れることをお勧めします。

2015年10月から新しくリニューアルされたオリックス生命の医療保険「新CURE」は、がんも含めた重度三疾病一時金特約も1年に1回と(以前は2年に1回)保障内容も充実しているので、忘れずに資料請求をしておきましょう。

晩婚化で増える妊娠・出産トラブルへの備え

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冒頭でお伝えしたように、晩婚化によって女性の初産年齢も上がっています。全ての女性が当てはまるとは言い切れませんが、35歳以上の出産(いわゆる高齢出産)にはリスクが伴います。

流産のリスク

妊婦全体の自然流産率は10~15%なのに対して、35歳以上では約20%と言われています。これは、卵子の老化やそれにともなう胎児の先天性異常が主な原因と考えられています。

帝王切開や妊娠高血圧症のリスク

高齢出産の場合、妊婦も医師も安全面から帝王切開を早くから検討するケースが多くみられます。妊娠高血圧症は、むくみや蛋白尿、高血圧の症状が妊娠中に出るもので、特に35歳以上の高齢出産の場合に見られることが多い症状です。

高齢出産の場合、妊娠高血圧症になる確率は20代の約1.8倍とも言われていて、これは加齢にともなう内臓機能の低下や食生活が原因と言われています。

妊娠・出産トラブルは、そのほとんどが健康保険が適用されます。帝王切開や妊娠高血圧症、切迫早産での入院もそうです。ですが、いくら健康保険が使えて3割負担だからと言って、高額療養費制度が使えるからと言って、何も備える必要がないと言うのは安易すぎます。

特に、預貯金などがほとんどないような状況の場合、積極的に医療保険への加入を検討することをお勧めします。

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晩婚化で増える不妊治療への備え

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厚生労働科学特別研究「生殖補助医療技術に対する国民の意識に関する研究」(2003年)によると、不妊治療を受けた人の数は1999年で28万4,800人だったのに対して、46万6,900人と約1.6倍に増加しています。

特に30代・40代の不妊治療経験者が増えているのは晩婚化が原因のひとつとも言われています。

医療保険に加入するなら、不妊治療を始める前に

晩婚化などの影響で妊娠・出産にともなうトラブルが増えてきていることは先ほどお伝えしました。そして不妊治療をする人も増えている現状もあります。

そこで、「もし帝王切開や切迫早産になったら大変だから医療保険に加入しておこうかな」と考える女性が増えるのは当然のことかもしれません。

このときに考えておかなければならないことがあります。それは、医療保険に加入するなら不妊治療を始める前と言うことです。

医療保険に加入するためには、事前に告知による診査が必要になります。各保険会社によって文言は様々ですが、一般的には「過去3ヶ月以内の医師の診察や治療があるか」や「過去5年以内の医師の診察や治療があるか」などの質問があります。

不妊治療もこの「医師の診察や治療」に該当します。医療保険に加入できないと言うことはありませんが、特別条件付きの契約となることが予想されます。

特別条件付きの契約とは、一定の制限のもとに保険加入を許可すると言うもので、不妊治療の場合、「妊娠・出産にともなうトラブルは対象外」と言う制限が3~5年付くことになります。

ですから、医療保険に加入できても、切迫早産での入院や帝王切開での分娩は対象外となってしまいます。

このことからも、医療保険への加入を検討するのでれば、不妊治療を始める前と言うことが言えます。

最終的な判断基準は預貯金などの余裕資金があるかどうか

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30代独身女性が医療保険に加入するべきかどうかの判断基準は、預貯金などの余裕資金があるかどうかです。

医療保険は必要?それとも不要?でも以前にお伝えしていますが、医療費全てを医療保険で補う必要はありません。公的医療保険制度をしっかりと利用すれば、必要以上に医療保険に加入する必要もありません。

ただし、もし入院や手術をして自己負担分が自分の重荷になりそうな預貯金しかないのであれば、医療保険への加入を検討しておくことは必要です。

中には「思わぬ得」をすることも

また、「長期間、掛け捨ての医療保険をかけるのは時間のムダ」と考えている人もいますが、結婚を機に医療保険に加入することで、「思わぬ得」をすることもあります。

前項でもお伝えしていますが、高齢出産になるほど帝王切開になるケースが増えます。帝王切開は普通分娩と違って、健康保険が適用されますし出産育児一時金も給付されるので、ほとんど自己負担はありません。

しかし、育児にはお金がかかります。特に生まれてすぐは大なり小なりお金がかかります。ベビーカーやチャイルドシート、車の買い替えなどが必要になる場合もあります。

医療保険で受け取った給付金を育児にかかる費用として使えたと喜ぶ人もいますので、タイミングよく医療保険に加入すると、保険料はまだ数ヶ月しか支払っていないのに、思わぬ得をする場合もあると言うことも覚えておきましょう。

それでもやはり、無駄な保険には加入しないのが一番

上でお伝えした「思わぬ得」は誰にでも当てはまるケースと言うことではありません。保険は使わなければ保険料は全て無駄になります。

ですから、医療保険の加入を検討するときは本当に自分に必要かを考える必要があります。その基準のひとつとなるのが「預貯金などの備え」です。

預貯金などの備えがあれば、医療保険への加入は必要ないでしょう。しかし、もし入院や手術をしたら生活ができなくなるような経済状況であれば、迷いなく医療保険への加入をお勧めします。

「医療保険に加入するくらいなら貯金をしたほうがいい」と言う考えは、今すでに預貯金をしていて余裕資金がある人だけが言える言葉です。ここを勘違いしてしまうと、預貯金をスタートしてすぐに入院や手術をした場合、大変な目に遭ってしまいます。

全ては自己責任です。よく考えて、医療保険が必要かどうか判断しましょう。自分では医療保険が必要か判断できない場合には、信頼できるFP(ファイナンシャルプランナー)に相談することが、一番の近道です。

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ライター紹介

寄稿者

FPたくやファイナンシャルプランナー

独立系のFPとして、保険をはじめ資産運用や相続対策などのコンサルティングをしています。
300件以上の保険相談の経験をもとに保険についてわかりやすく解説します。

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みんなの保険ゼミ事務局

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