共済って安いけど医療保険とどう違うの?

保険料が安く加入しやすいイメージのある共済ですが、民間の医療保険と何が違うのでしょうか?

保険料が安い?加入手続きが簡単?倒産はない?このような「なんとなく」だった共済のイメージをここでしっかりと確認してみたいと思います。

大手「3大共済」を比較

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大手3大共済とは、都道府県・民共済、全労済、コープ(CO・OP)共済の3つを言います。同じ「共済」でも保障内容は各々で異なりますので、しっかりと保障内容を比較して選ぶことが必要です。

都道府県・民共済

共済・県民共済の全国生協連(全国生活協同組合連合会)が手頃な掛け金で様々な共済商品を取り扱っています。助けあいの心から生まれた保障制度は、全国39都道府県で加入することができ、「こども型」「総合保障型」「入院保障型」「総合保障型+入院保障型」「熟年型」「熟年入院型」「熟年型+熟年入院型」から選ぶことができる生命共済と、住宅・家財を守る「新型火災共済」の2つの保障商品を取り扱っています。

全労済

全労済は、消費生活協同組合法に基づいて設立された共済事業を行う協同組合で、生命・医療・年金・火災・自動車などの共済商品を取り扱っていて、所属する労働組合経由の加入のほか、全国47都道府県にある本部窓口から加入することもできます。

コープ(CO・OP)共済

コープ(CO・OP)とは生活協同組合(生協)の略称で、生活をより豊かにしたいと願う人々により利用、運営していく消費者自身の組織を言います。加入者は組合員と呼ばれ、組合員の出資金で生協(コープ)は運営されています。

コープ共済は、主に地域の生協(コープ)で取り扱っている共済で、生命・医療・がん・火災などの共済商品を取り扱っていて、宅配の際や店頭などで相談ができる使いやすさが売りです。

保障内容の比較

ここでは、共済で加入することの多い医療共済の保障内容について比較してみたいと思います。

共済名 全国生協連 全労済 コープ共済
都民共済(生命共済) こくみん共済 たすけあい
掛け金(月) 2,000円 2,300円 2,000円
割戻率(2014年度) 32.6% 16.2% 18.1%
保障期間 18~64歳 0~59歳 0~64歳
入院日額 事故 18~60歳:10,000円
60~65歳:7,500円
(1~184日目)
6,000円

(1~180日目)
5,000円

(1~184日目)
病気 18~60歳:10,000円
60~65歳:7,500円
(1~124日目)
通院日額 事故 1,500円
(1~90日 ※14日以上から)
2,000円
(1~90日 ※不慮の事故は14日以上から)
1,500円
(1~90日)
長期入院 30万円
(270日以上の連続入院)
手術 18~60歳:2.5万円・5万円・10万円
60~65歳:1万円・2万円・4万円
一律6万円 2・4・8万円
先進医療 18~60歳:1~150万円
60~65歳:1~75万円
~600万円
死亡・重度障害 交通事故 18~60歳:10万円
60~65歳:5万円
50万円 10万円+100万円
不慮の事故
病気 10万円
事故後遺障害 4~100万円
(事故日から2年以内)
住宅災害 3・15・30万円
(火災・風水害等)

一言で「共済」と言ってもこのように保障内容には違いがあります。3つに共通して言えることは老後の保障が心配と言うことです。それぞれの保障期間を過ぎると保障内容が薄くなってしまいますので、一生涯の保障と言う考えではなさそうです。

入院保障で見ると、日額10,000円ある都民共済・生命共済が他の2つを抑えて魅力的です。しかし、基本的には表を見ていただければわかるように共済の保障は交通事故に手厚い内容となっています。ですので、病気を心配するのであれば少し物足りなさを感じるかもしれません。

共済と医療保険どう違うの?

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共済と医療保険は何が違うのでしょうか?保障内容?管轄する官庁?そのあたりの基本的な部分を見ていきましょう。

共済は厚生労働省、保険は金融庁

共済と医療保険の違いですが、まずは監督官庁が異なります。共済が厚生労働省なのに対して、医療保険を取り扱う保険会社は金融庁が監督しています。

そして、生命保険会社が破たんしたときの「セーフティーネット」として生命保険契約者保護機構があるのに対して、共済にはありません。これは生命保険が営利事業なのに対して、共済が非営利事業とされていることも理由のひとつとされています。

一番の違いは保障の幅の広さ

共済と医療保険の一番の違いは「保障の幅の広さ」です。共済は一定の年齢では同一の掛け金で加入できるので年齢が高ければ割安感があります。しかし生命保険会社が販売する医療保険に比べて選べるレパートリーが少ないのはもとより、付加できる特約も少ないので「自分に合った保障を選ぶ」と言う考えで選ぶとなると、共済の保障の幅の狭さには疑問が残ります。

共済がマッチするのはこんな人

共済は保障の幅が狭いのが難点ですが、一定の保障を一定の年齢までは確保できると言う点で言うと、まだ年齢が若く収入の安定していない夫婦などにはお勧めです。

収入が安定してきて民間の生命保険や医療保険に切り替えるまでは、共済のような安い掛け金で保障を確保しておくとよいでしょう。

自分は共済がいいのか、生命保険会社の医療保険がいいのか判断ができない場合はファイナンシャルプランナー(FP)などに相談してみると良いでしょう。良いFPを見極めるコツもありますので、コチラを参考にしてみてください。

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ライター紹介

寄稿者

FPたくやファイナンシャルプランナー

独立系のFPとして、保険をはじめ資産運用や相続対策などのコンサルティングをしています。
300件以上の保険相談の経験をもとに保険についてわかりやすく解説します。

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プロによるファイナンシャル情報サイト「みんなの保険ゼミ」を運営しています。事務局からは様々な有益情報を時に専門家の執筆で発信していきます。

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